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派遣社員から正社員になれる?直接雇用・紹介予定派遣・転職の違い

派遣社員から正社員になれる 直接雇用・紹介予定派遣・転職の違い 非正規から正社員

※本記事には広告・アフィリエイトリンクを含みます。掲載有無だけで評価や結論は決めていません。

派遣社員から正社員になる方法は一つではありません。派遣先の直接雇用、紹介予定派遣、派遣元の無期雇用、別会社への正社員転職は仕組みが違います。「無期雇用になったから派遣先の正社員」という意味ではないので、誰と雇用契約を結ぶのかまで確認してください。

HOW TO USE THIS GUIDEこの記事では、4つの観点で判断材料を整理。
STEP 1向いているか確認仕事内容と自分の経験が接続するかを見る
STEP 2今の状況を整理できること・不足・条件を分ける
STEP 3比較する求人・選択肢・支援方法を比べる
STEP 4行動を決める今すぐ動くか、準備を先にするかを決める
適性・現在地・比較・行動の4つに分けて、判断材料を整理します。

派遣社員が比較したい3つの正社員ルートと別制度の無期雇用派遣

ルート雇用先ポイント
派遣先で直接雇用派遣先企業正社員か契約社員かまで確認
紹介予定派遣派遣期間後に企業と直接雇用を予定選考・双方合意が前提
派遣元で無期雇用派遣会社派遣先の正社員とは別。派遣元で正社員として雇用されるとも限らない
別会社へ転職転職先企業派遣経験を実務として伝える

派遣の無期転換は派遣元との契約

厚生労働省のQ&Aでは、派遣社員が有期労働契約を結んでいる場合、通算契約期間が5年を超えると派遣会社(派遣元)に無期転換を申し込める場合があると説明されています。派遣先へ正社員として直接雇用される制度ではありません。

参考:厚生労働省 無期転換Q&A

派遣経験は職歴として具体化する

  • 派遣元と派遣先を混同しない
  • 就業期間を正確に書く
  • 派遣先での業務内容・使用ツール・役割を書く
  • 短期の派遣先が多い場合は読みやすく整理する

今の派遣先へ残るか、外へ出るかの判断

今の派遣先を目指す外部転職を並行する
仕事内容・人間関係を把握済み給与・職種・勤務地も変えられる
登用ルートが明確登用時期を待たず応募できる
直接雇用後の条件を確認できる経験が評価される求人を広く比較できる
派遣・正社員など雇用形態を含めて求人を見たい人へ
ワークスタッフナビは複数職種・雇用形態の求人を扱っています。「正社員」の表記だけでなく、雇用主と仕事内容まで求人単位で確認してください。
製造・物流から介護・事務まで!全職種対応の派遣・転職求人サイト【ワークスタッフナビ】
20代で派遣から正社員転職の応募対策まで相談したい人へ
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紹介予定派遣も「必ず正社員」ではない

紹介予定派遣は、派遣期間後の直接雇用を予定した仕組みですが、直接雇用後の雇用形態が正社員とは限らない求人もあります。求人票や派遣会社の説明で、直接雇用後が正社員・契約社員のどちらなのかを確認してください。

派遣先で直接雇用を打診されたら確認すること

  • 雇用主がどこになるか
  • 正社員か契約社員か
  • 給与・賞与・退職金
  • 勤務地や転勤
  • 試用期間
  • 派遣時と仕事内容が変わるか

最初に結論:派遣先の正社員になりたいなら、雇用主を確認する

「派遣先で直接雇用」「紹介予定派遣」「派遣元の無期雇用」「別会社への正社員転職」は、名前が似ていても契約する相手が違います。派遣元で無期雇用になることは、派遣先の正社員になる経路ではありません。 派遣元で「正社員」と呼ばれる場合でも派遣先の社員になるわけではなく、雇用契約書の雇用主と働く場所を分けて確認します。

今の派遣先で働き続けたい人は、派遣先の直接雇用制度や募集状況、雇用形態が正社員かどうかを確認します。ほかの職場も考えたい人は、紹介予定派遣や別会社への直接応募も候補にできます。給与・勤務時間・勤務地を優先する場合は、今の派遣先への登用だけにこだわる必要はありません。

それぞれのルートで「誰が雇うか」「何を待つか」を比較

選択肢 契約する相手 正社員になれる条件 注意点
派遣先から直接雇用される 派遣先企業 派遣先が正社員として採用すること 直接雇用でも契約社員の場合がある
紹介予定派遣を利用する 派遣中は派遣元、採用後は派遣先 派遣期間終了後に双方が合意し、正社員として採用されること 派遣期間は最長6か月、採用と正社員雇用は保証されない
別会社の正社員求人へ応募 新しい採用企業 採用選考を通過し正社員契約を結ぶこと 職務経歴書に派遣先で実際に担当した仕事を説明する
派遣元の無期雇用・無期転換 派遣元企業 派遣元との契約条件による それだけで派遣先の正社員になるわけではない

紹介予定派遣は、派遣期間を経て直接雇用に移ることを予定した仕組みです。派遣期間は原則最長6か月で、派遣先の採用と本人の希望が一致しなければ直接雇用には至りません。また、直接雇用後が正社員とは限りません。厚生労働省:紹介予定派遣の説明。求人票では予定する直接雇用後の雇用形態を、派遣会社には採用に至らなかった場合の対応を確認してください。

今の派遣先から「社員にならないか」と言われた場合

打診があったら、まず「社員」は正社員か、有期の契約社員かを質問します。次に、派遣元との契約終了日、派遣先での入社日、直接雇用後の業務内容・勤務時間・給与・賞与・試用期間・転勤を確認します。派遣先の担当者の口頭説明だけで判断せず、派遣元にも手続き・終了時期を確認し、直接雇用側の労働条件を文書で受け取ってください。

たとえば、架空の比較例では、派遣期間中の時給が高くても、直接雇用後は月給制で交代制勤務になる場合があります。総額だけでなく固定残業代、賞与の条件、年間休日、交通費、社会保険、担当職務も見比べます。今の仕事に慣れていることと、将来の雇用条件が合うことは同じではありません。

「現在の派遣先で勤務する期間が長いから自動的に正社員になる」とは限りません。派遣元からの雇用安定措置として派遣先への直接雇用依頼が行われる場面があっても、派遣先が同意し、実際に採用するかは別です。厚生労働省:派遣労働者の雇用安定措置Q&A。本人の契約条件によって適用関係が異なるため、派遣元と労働局などの窓口で確認してください。

紹介予定派遣を選ぶ前に派遣会社へ聞くこと

  1. 「派遣期間は何か月ですか。採用後の雇用形態は正社員と明示されていますか」
  2. 「直接雇用に移るときの選考、判断時期、本人の意思確認はいつ行われますか」
  3. 「不採用になった場合、理由の確認と次の派遣先の相談はできますか」
  4. 「派遣中と採用後で、給与・賞与・勤務地・仕事内容はどう変わりますか」
  5. 「紹介予定派遣と通常の派遣のどちらの求人として契約するのですか」

通常の派遣求人に「正社員登用あり」と記載されていることと、紹介予定派遣として働くことは同じではありません。応募前に求人票と派遣会社の説明の両方で確かめましょう。登用制度そのものの調べ方は正社員登用あり求人の見分け方で詳しく整理しています。

派遣元が無期雇用になった場合は「勤務地の安定」と「雇用形態」を分ける

有期労働契約が通算で原則5年を超え、無期転換申込権が発生して本人が申込みを行うと、派遣元との契約期間を無期へ転換できる場合があります。ただし、無期転換は自動的な正社員登用ではありません。派遣元での無期雇用は雇用契約の期間の話で、同じ派遣先でずっと働ける保証とも異なります。厚生労働省:無期転換ルールQ&A。

無期雇用派遣としての就業を希望する場合は、派遣元での雇用区分・待機時の取り扱い・派遣先が変わる場合の条件・給与体系を確認します。「正社員募集」という広告であっても、実際の雇用形態が無期雇用派遣労働者かを求人票で確認してください。ハローワークはこの二つを求人の入力欄で区別しています。ハローワーク:雇用形態の入力区分。

外部の正社員求人へ応募する際の職務経歴書例

派遣社員として働いた期間も、実際に行った仕事として説明できます。雇用主である派遣元と就業先である派遣先、勤務期間、業務内容を区別して記載します。以下は架空の記入例です。

20XX年4月~20XX年9月:株式会社A(派遣元)と雇用契約、株式会社B(派遣先)の物流部門へ派遣。入荷検品・伝票入力・数量差異の報告を担当。応募先では、確認・入力・関係者への報告経験を生かして仕事を覚えたいと考えています。

社名・期間・担当業務は事実に置き換えてください。派遣先に正社員として勤務したように見せたり、経験していない管理業務や数値実績を足したりしません。具体的な職務経歴書の構成と面接での説明は、記事末で案内する個別記事に分けてあります。

2つの求人を比較して、次に進む道を決める

今の派遣先への直接雇用を目指す場合は、制度と採用予定の有無・採用後の条件が分かるまで、外部求人と並行して情報を集めることもできます。紹介予定派遣なら派遣期間と採用後の雇用形態、外部応募なら最初から正社員として採用されるかを確認します。「何か月待つか」「待っている間の収入と生活」「希望する勤務時間」を並べ、条件が不明なまま派遣元との契約を終了しないようにしましょう。

確認表: 雇用主/最初の雇用形態/契約期間/正社員採用の時期と条件/採用されなかった場合/給与・勤務時間/転勤・勤務地/現在の派遣元との手続き。正社員への転職は、登用という一つの方法だけではありません。今の生活条件に合う方法を、求人・契約内容を見ながら選んでください。

まとめ|「誰の正社員になるか」まで確認する

派遣社員から正社員を目指すときは、派遣先の直接雇用、紹介予定派遣、派遣元の無期雇用、外部転職を区別します。職務経歴書は派遣・契約社員の職務経歴書、面接は派遣・契約社員から正社員の面接で詳しく整理します。