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転職したいけど何がしたいかわからない20代へ|仕事選びの5ステップ

20代が次のキャリアを考えるイメージ 転職相談
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「今の仕事は辞めたい。でも、次に何をしたいのか聞かれると分からない」

20代で転職を考え始めたものの、求人を見てもピンとこない。自己分析をしてみても「結局、自分は何がしたいんだろう」で止まってしまう。

そんな状態でも、転職準備を始めることはできます。

むしろ最初から「本当にやりたい仕事」を1つに決めようとすると、答えが見つからず動けなくなることがあります。

この記事では、やりたい仕事を無理に見つけるのではなく、「今の仕事で変えたいこと」「次で譲れない条件」「自分がすでにできること」から、次の仕事を絞っていく方法を紹介します。

先に結論

20代の転職では、「やりたい仕事」が完全に決まっていなくても準備は始められます。

先に決めたいのは職種名ではなく、今の仕事から何を変えたいのかです。

①変えたいこと → ②譲れない条件 → ③できること → ④避けたい仕事 → ⑤実際の求人、の順に整理すると、ぼんやりした「転職したい」を具体的な仕事選びへ変えやすくなります。
HOW TO USE THIS GUIDEこの記事では、4つの観点で判断材料を整理。
STEP 1向いているか確認仕事内容と自分の経験が接続するかを見る
STEP 2今の状況を整理できること・不足・条件を分ける
STEP 3比較する求人・選択肢・支援方法を比べる
STEP 4行動を決める今すぐ動くか、準備を先にするかを決める
適性・現在地・比較・行動の4つに分けて、判断材料を整理します。
  1. 転職したいけど何がしたいかわからない20代は珍しくない
  2. なぜ「転職したいのに何がしたいかわからない」状態になる?
    1. 今の仕事への不満だけ先に見えている
    2. 知っている仕事の種類がまだ少ない
    3. 「好きなことを仕事にするべき」と考えすぎている
    4. 自己分析が抽象的になりすぎている
  3. まず「やりたいこと」より今の仕事で変えたいことを決める
  4. 何がしたいかわからない20代が仕事を選ぶ5ステップ
    1. STEP1.今の仕事で嫌なことを全部書き出す
    2. STEP2.次の仕事で譲れない条件を3つに絞る
    3. STEP3.「好き」ではなく自分がすでにできることを棚卸しする
    4. STEP4.やりたくない仕事を先に除外する
    5. STEP5.求人を10〜20件だけ見て「気になる共通点」を探す
  5. やりたいことがないまま転職すると失敗する?
  6. 20代なら未経験の仕事も選択肢に入れていい?
  7. 今すぐ転職しない方がいいケースもある
  8. 一人で考えても何がしたいかわからないときの相談先
  9. 「何がしたいかわからない」状態をそのままにするコスト
  10. 転職したいけど何がしたいかわからない20代のよくある質問
    1. やりたい仕事がなくても転職していい?
    2. 自己分析をしても何がしたいかわかりません
    3. 向いている仕事はどうやって見つける?
    4. 20代なら未経験職へ転職できますか?
    5. 転職先を決める前に今の会社を辞めてもいい?
    6. 転職エージェントへ相談してもいい?
    7. キャリア相談では何を話せばいい?
    8. 20代後半でも遅くない?
  11. まとめ|「やりたいこと」ではなく「次で変えたいこと」から決めよう
  12. 読み終えたら、次の判断材料へ。

転職したいけど何がしたいかわからない20代は珍しくない

社会人になって実際に働いてみると、「今の仕事が自分に合わない」という感覚は分かっても、「では何がしたい?」にはすぐ答えられないことがあります。

仕事は世の中に数多くあり、20代ではまだ経験した職種や業界が限られている人も多いからです。

厚生労働省の「わかものハローワーク」でも、正社員を目指すおおむね35歳未満の若者向けの悩みとして、「自分に向いている仕事がわからない」ことを明示し、自己理解や職務理解から支援しています。

つまり、「向いている仕事が分からないから転職を考えてはいけない」ということではありません。

答えがまだないなら、いきなり正解を決めるのではなく、判断材料を増やしていけばいいということです。

なぜ「転職したいのに何がしたいかわからない」状態になる?

今の仕事への不満だけ先に見えている

「残業が多い」「休みが少ない」「人間関係がしんどい」「給料に納得できない」など、転職を考えるきっかけは具体的でも、次にやりたい仕事まで同時に見つかるとは限りません。

この場合、やりたいことがないというより、今の仕事から離れたい理由だけが先に明確になっている状態です。

知っている仕事の種類がまだ少ない

自分が経験した仕事や、身近な人がしている仕事しか知らなければ、その中から「やりたい仕事」を探すことになります。

知らない仕事を「やりたい」と思うことは難しいので、自己分析だけでは答えが出ないこともあります。

「好きなことを仕事にするべき」と考えすぎている

仕事を選ぶ基準は、必ずしも「大好きなこと」だけではありません。

得意なこと、苦になりにくいこと、生活との相性、休日、給与、働く時間、人との関わり方なども立派な判断基準です。

自己分析が抽象的になりすぎている

「自分の人生で本当に実現したいことは?」といきなり考えても、答えが出ない人は少なくありません。

それより、実際の仕事で「楽だったこと」「苦痛だったこと」「人から任されたこと」を振り返る方が、次の仕事選びにつながる情報を拾いやすくなります。

まず「やりたいこと」より今の仕事で変えたいことを決める

転職先を考えるときに、いきなり職種名を決める必要はありません。

まずは「今の働き方で何を変えたいか」を具体化します。

今の不満次で確認する条件
残業が多い平均残業時間・固定残業の有無
休日が少ない年間休日・土日休み・有休
夜勤がきつい日勤のみ・勤務時間
人間関係の負担が大きいチーム規模・顧客対応・社風
体力的にきつい立ち仕事・重量物・外仕事の有無
給与が不満基本給・賞与・昇給・手当
ノルマがつらい個人目標・評価制度
通勤が長い勤務地・転勤・リモート可否

例えば「営業を辞めたい」と思っていても、本当に嫌なのが営業そのものではなく、強い個人ノルマかもしれません。

その場合は営業を完全に捨てなくても、既存顧客中心の営業やカスタマーサクセスなど、経験を生かしながら負担を変える選択肢もあります。

逆に「仕事内容は嫌いではないけど夜勤だけがつらい」なら、業界を変えるより同じ経験を日勤の職場で生かす方が現実的な場合もあります。

何がしたいかわからない20代が仕事を選ぶ5ステップ

STEP1.今の仕事で嫌なことを全部書き出す

最初は「やりたいこと」ではなく「もう繰り返したくないこと」を出します。

例
・毎日2時間以上残業する
・夜勤で生活リズムが崩れる
・休日にも仕事の連絡が来る
・数字だけで評価される
・毎日知らない人へ営業する
・体力的に40代まで続けられるイメージがない

「嫌だから逃げる」と考える必要はありません。

過去の仕事から、自分が長く続けにくい条件を知ることも立派な自己分析です。

STEP2.次の仕事で譲れない条件を3つに絞る

条件を10個並べると、今度は求人がほとんど残らなくなります。

そこで「これだけは変えたい」というものを3つ程度まで絞ります。

例
① 土日休み
② 年収350万円以上
③ 夜勤なし

残りの条件は「できれば欲しい」に分けます。

全部を満たす仕事を探すより、優先順位をつける方が実際の求人を比較しやすくなります。

STEP3.「好き」ではなく自分がすでにできることを棚卸しする

次に、仕事でやってきたことを細かく分解します。

  • 顧客対応
  • 電話・メール対応
  • スケジュール管理
  • Excel入力
  • 売上管理
  • 新人教育
  • クレーム対応
  • 現場の段取り
  • 在庫・発注管理
  • チーム内の調整

こうして見ると「特別なスキルはない」と思っていた人でも、別の仕事へ持ち運べる経験が見つかることがあります。

厚生労働省の職業情報提供サイト「job tag」には、職業興味検査、仕事価値観検査、職業適性テスト、これまでの経験から職業との適合度を見るキャリア分析なども用意されています。

厚生労働省 job tagの自己診断ツールを見る

STEP4.やりたくない仕事を先に除外する

「営業・事務・IT・製造・接客……どれが自分に合う?」とゼロから1つ選ぶのは難しいです。

逆に「これは今後もやりたくない」は判断しやすいことがあります。

例えば、知らない人への新規営業がどうしても苦手なら、それを除外する。夜勤を絶対に避けたいなら、夜勤求人を除外する。

選択肢を減らすことでも、向いている方向は見えてきます。

STEP5.求人を10〜20件だけ見て「気になる共通点」を探す

自己分析だけで仕事を決めず、最後は実際の求人を見ます。

ただし、何百件も眺める必要はありません。

少しでも気になる求人を10〜20件ほど保存して、共通点を見てみます。

  • 人と話す仕事が多い
  • 裏方の仕事ばかり保存している
  • IT系に目が止まる
  • 給与より休日を優先している
  • 大企業より小さい組織に惹かれる
  • 未経験OKの専門職をよく見ている

「頭で考えた理想」と「実際に気になる求人」が違うこともあります。

そのズレも重要な判断材料です。

今フリーターで「正社員を目指したいけど、何から始めればいいかわからない」という人は、フリーターから正社員になるための7ステップも参考にしてください。

経験の整理から求人探し、応募前に確認したいことまで順番にまとめています。

やりたいことがないまま転職すると失敗する?

「やりたいことが明確でない=転職に失敗する」ではありません。

注意したいのは、やりたいことがないことより、何を変えたいのかも決めずに次の会社を選ぶことです。

例えば、残業が理由で転職したのに転職先の残業時間を確認しなければ、同じ不満を繰り返す可能性があります。

逆に「やりたい仕事」は決まっていなくても、

  • 夜勤は避ける
  • 今より休日を増やす
  • 今の接客経験は生かす
  • 年収は大きく下げない

という軸があれば、求人を比較できます。

「やりたいこと」より先に「転職軸」を作る

やりたい仕事が見つからないことより、転職先を選ぶ基準が何もないことの方が問題です。

仕事の名前ではなく、「次の職場で何を変えたいか」を決めるところから始めましょう。

20代なら未経験の仕事も選択肢に入れていい?

20代では未経験者を対象にした求人もありますが、「20代ならどんな職種にも簡単に転職できる」という意味ではありません。

職種によって必要な資格・経験・ポートフォリオなどは大きく異なります。

未経験職種を見る場合も、完全にゼロから考えるより、これまでの経験との接点を探す方が現実的です。

これまでの経験生かせる可能性がある方向
接客・販売営業、カスタマーサポート、カスタマーサクセスなど
営業採用、人材、カスタマーサクセス、営業企画など
工場・現場生産管理、品質管理、物流管理など
事務営業事務、人事アシスタント、カスタマーサポートなど
店舗運営SV、採用、教育、法人営業など

あくまで一例です。求人ごとの応募条件や仕事内容を確認したうえで判断してください。

今すぐ転職しない方がいいケースもある

「何がしたいかわからないなら、とりあえず転職すればいい」という話でもありません。

次のような場合は、いったん今の職場でできることを確認する価値があります。

  • 繁忙期だけ一時的にしんどい
  • 仕事内容そのものには大きな不満がない
  • 部署異動や勤務時間変更で問題が解決しそう
  • 転職理由が周囲への焦りだけ
  • 次の職場で何を変えたいかが1つも決まっていない

一方、長時間労働や仕事内容など明確な問題が続いているなら、「やりたい仕事が決まるまで何年も動かない」必要もありません。

まず求人を調べたり相談したりして、転職する場合と残る場合を比較してから決める方法があります。

「何がしたいか分からない」だけでなく、「もう今の仕事を辞めたい。でも次の仕事がまだ決まっていない」という段階まで来ている人は、退職前に確認しておきたいこともあります。

仕事を辞めたいけど次が決まっていない20代が、辞める前にやる7つのことを見る

一人で考えても何がしたいかわからないときの相談先

自己分析を何度やっても同じところで止まるなら、第三者に話してみる方法があります。

相談先向いている相談注意点
家族・友人自分の性格や過去を知る人の意見求人市場には詳しくない場合がある
上司・社内異動や今の会社でのキャリア社外の選択肢は限定的
ハローワーク求人・職業相談相談内容や窓口は地域等で異なる
公的キャリア相談キャリアの整理職業紹介を行わない相談もある
転職エージェント具体的な求人・転職活動サービスごとに支援方法が違う
キャリアコーチング自己理解・方向性整理有料サービスも多い

厚生労働省でも、在職者・求職者向けにジョブ・カードを使った無料キャリアコンサルティングを対面・オンラインで実施しています。

厚生労働省の無料キャリアコンサルティングを見る

また、「求人だけ紹介される前に、まず自分の方向性を整理したい」という20〜30代なら、無料の伴走型キャリア支援を使う選択肢もあります。

キャリナビは、転職するか決めきれていない段階から自己理解を整理し、その後必要に応じて求人提案や選考支援まで受けられるサービスです。

キャリナビの評判・完全無料の理由・デメリットを確認する

すでに転職エージェントへ相談しているものの、求人をたくさん紹介されるほど逆に疲れてしまっている場合は、サービスの使い方自体を見直す方法もあります。

転職エージェントに疲れた20代向けの対処法を見る

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「一人で考えても同じところで止まる」という20〜30代へ
キャリナビ公式では、転職するかまだ決めていない段階でも相談できます。まず30分の無料相談で、自分に合う支援か確認できます。
やりたいことが見つかる、無料で始める伴走型キャリアコーチング【キャリナビ】

「何がしたいかわからない」状態をそのままにするコスト

ここで言いたいのは、「今すぐ転職しないと損」ということではありません。

今の会社に残る方がいい人もいます。

ただし、同じ不満を抱えながら、何がしたいか分からないという理由だけで判断を何か月も先送りすると、選択肢を調べる時間まで失ってしまいます。

例えば半年間、求人をほとんど調べずに過ごしたあとで初めて「同じ経験を生かして日勤へ移れる求人があった」と知ることもあり得ます。

重要なのは今すぐ会社を辞めることではなく、残る・条件を変える・転職するという選択肢を比較できる状態にしておくことです。

転職したいけど何がしたいかわからない20代のよくある質問

やりたい仕事がなくても転職していい?

「やりたい職種」が完全に決まっていなくても、転職活動を始めることはできます。

ただし、次の職場で何を変えたいのか、譲れない条件は何かという転職軸は作ってから求人を比較する方が判断しやすくなります。

自己分析をしても何がしたいかわかりません

自分の頭の中だけで考え続けるより、実際の求人や職業情報を見て選択肢を知る方法があります。

厚生労働省のjob tagでは、興味・価値観・能力・経験から職業を探すツールも無料で利用できます。

向いている仕事はどうやって見つける?

「好きなこと」だけではなく、これまで人から任されたこと、苦になりにくかった作業、避けたい働き方、仕事で重視する価値観などを組み合わせて探します。

診断結果だけで決めず、実際の仕事内容や求人条件まで確認してください。

20代なら未経験職へ転職できますか?

未経験応募可能な求人はありますが、職種や企業によって条件は異なります。

「20代だから必ず未経験転職できる」とは言えません。これまでの経験をどこまで転用できるかも確認しましょう。

転職先を決める前に今の会社を辞めてもいい?

事情によりますが、収入が途切れることや転職活動が長引く可能性もあります。

心身や安全面に緊急性がない場合は、まず在職中に求人や選択肢を確認してから判断する方法もあります。

転職エージェントへ相談してもいい?

相談できます。ただし転職エージェントごとに対象者や支援方法が異なります。

すぐ求人を紹介してほしい人には向きやすい一方、「そもそも何をしたいのかから整理したい」場合は、自己理解から相談できるサービスや公的キャリア相談も比較するとよいでしょう。

キャリア相談では何を話せばいい?

やりたい仕事が決まっていなくても問題ありません。

「今の仕事の何が嫌か」「辞めたいけど次が分からない」「給与は下げたくない」など、現在困っていることから話せば整理しやすくなります。

20代後半でも遅くない?

20代後半だから転職できないということはありません。

ただし年齢だけでなく、経験、応募職種、求人条件などで選択肢は変わります。焦って何でも応募するより、自分の経験と次で変えたい条件を整理してから求人を比較しましょう。

まとめ|「やりたいこと」ではなく「次で変えたいこと」から決めよう

転職したいけど何がしたいかわからないとき、無理に「一生やりたい仕事」を見つける必要はありません。

まずは、

  1. 今の仕事で嫌なことを整理する
  2. 次で譲れない条件を3つ決める
  3. 自分がすでにできることを棚卸しする
  4. 避けたい仕事を除外する
  5. 実際の求人から気になる共通点を探す

この順番で十分です。

それでも一人では同じところをぐるぐる考えてしまうなら、第三者へ話す方法もあります。

無料の公的相談もありますし、20〜30代で「求人を紹介される前に自分の方向性から整理したい」という人なら、キャリア支援サービスを比較してから使う方法もあります。

キャリナビの評判・無料の理由・向いている人を詳しく見る

「何がしたいか分からない」を一人で考え続けている人へ
転職を決める前に、今の仕事で変えたいことや今後の方向性を30分の無料相談で整理できます。
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参考・調査について
本記事は2026年8月30日時点で確認できる厚生労働省「job tag」「わかものハローワーク」「マイジョブ・カード」等の公的情報および公開情報をもとに作成しています。求人状況や各サービスの対象・支援内容は変更される場合があります。最新情報は各公式サイトをご確認ください。