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高卒でフリーターを続けていると、「学歴で落とされるのでは」「正社員はもう難しいのでは」と不安になることがあります。結論からいうと、高卒・フリーターでも応募できる正社員求人はあります。ただし「学歴不問」「未経験歓迎」だけを見て応募するのではなく、仕事内容・別の必須条件・研修・働き方まで確認することが大切です。
最初に見る3点
- 応募資格に「高卒以上」「学歴不問」とあるか
- 学歴以外の必須条件が何か
- 入社後に教えてもらえる範囲と、自分に求められる準備は何か
高卒フリーターは「学歴」だけで求人を切らない
求人には「大卒以上」「高卒以上」「学歴不問」などさまざまな条件があります。大卒以上が必須の求人を無理に追うより、自分が応募できる求人の中で条件を比較する方が現実的です。
また「学歴不問」は「何の条件もない」という意味ではありません。普通自動車免許、基本的なPC操作、シフト勤務、社会人経験、特定の資格など、別の条件が付いていることがあります。
実際の求人を見ると条件はかなり違う
2026年9月時点で企業の採用ページを確認すると、高卒・学歴不問で応募できる求人でも、求められる条件は同じではありません。以下は「高卒ならこの会社がおすすめ」という意味ではなく、求人票のどこを見るかを確認するための実例です。募集条件は変更されるため、応募時は必ず最新ページを確認してください。
| 実求人の例 | 確認できる条件 |
|---|---|
| オルビス|ビューティーアドバイザー | 高卒以上・未経験歓迎。一方で社会人経験1年以上、フルタイムのシフト勤務なども確認が必要 |
| BUDDICA|買取バイヤー | 学歴不問・未経験歓迎だが、基本的なPCスキルが応募条件 |
| 東急リゾーツ&ステイ|ホテルスタッフ | 未経験歓迎・学歴不問。シフト勤務を含む具体的な働き方や研修内容まで掲載 |
このように、同じ「未経験」「学歴不問」でも、仕事内容や条件は別物です。検索結果のキャッチコピーではなく、募集要項の本文まで読みます。
求人票はこの順番で確認する
| 順番 | 確認すること |
|---|---|
| 1 | 学歴・年齢・資格・経験など応募条件 |
| 2 | 入社後に実際に担当する仕事内容 |
| 3 | 正社員・契約社員など雇用形態と試用期間 |
| 4 | 給与の内訳と固定残業代 |
| 5 | 勤務時間・シフト・休日・転勤 |
| 6 | 研修内容と独り立ちまでの流れ |
特に「未経験歓迎」の求人は、誰が・どのくらいの期間・何を教えるのかまで分かると入社後を想像しやすくなります。
高卒より先に整理したい4項目
- アルバイトで実際に担当した仕事
- どのくらい継続し、任される範囲がどう変わったか
- 次はどんな働き方なら続けやすいか
- 興味がある職種で不足している条件は何か
高卒であること自体は変えられませんが、今までしてきた仕事は具体化できます。接客、レジ、在庫、電話、PC入力、新人への説明、シフト調整など、アルバイトでも実務経験として整理できる内容があります。
アルバイト経験は「作業名」から一段具体化する
| そのまま書く | 具体化する例 |
|---|---|
| コンビニで接客 | レジ、品出し、在庫確認、宅配受付、新人への業務説明 |
| 飲食店でホール | 注文対応、配膳、会計、予約電話、繁忙時間帯の連携 |
| 倉庫で作業 | 入出荷、検品、仕分け、安全確認、作業手順の遵守 |
| 事務補助 | データ入力、電話一次対応、書類整理、Excelへの入力 |
実際にしていない業務を足す必要はありません。自分が経験した範囲だけを書き、応募先の仕事に近い部分を前に出します。
職種名より「未経験で最初に任される仕事」を見る
「営業」「事務」「IT」「販売」のような職種名だけでは、自分に合うか判断しにくいです。同じ職種でも会社によって最初の仕事が違います。未経験求人では、入社直後に何を担当するかを確認してください。
| 職種を見るとき | 確認したいこと |
|---|---|
| 販売・接客 | 接客だけか、在庫・レジ・売場づくりまで担当するか |
| 営業 | 新規中心か既存中心か、電話・訪問・オンラインの比率 |
| 事務 | 入力中心か、電話・顧客対応・Excel操作まで必要か |
| ITサポート | 研修後の配属業務、問い合わせ対応、PC設定などの範囲 |
| 製造・物流 | 立ち作業、夜勤、重量物、資格取得の有無 |
高卒だから職種を狭く決めるのではなく、今の経験で始められる部分と、入社後に覚える部分を分けます。求人を3〜5件並べると、その職種で共通して求められる条件も見つけやすくなります。
履歴書で学歴を隠さない
学歴は事実どおり記載します。高卒を別の学歴に見せたり、アルバイト期間を正社員と書いたりする必要はありません。採用側が知りたいのは、学歴だけではなく「今まで何をしてきたか」「なぜ今正社員を目指すのか」「応募先でどう働きたいか」です。
職務経歴書の記入例(架空例)
例:飲食店アルバイト 3年
ホール担当として接客、注文、会計、予約電話に対応。繁忙時間帯はキッチンとの連携を行い、新人スタッフへの基本業務の説明も担当。
「アルバイトをしていました」だけより、実務が伝わりやすくなります。ただし、これは架空例なので、自分の経験に合わせて事実だけに置き換えてください。
面接では「高卒の理由」より今後をつなげる
面接で聞かれやすいのは、高卒であることそのものより、卒業後にどう働いてきたか、なぜ正社員を目指すのか、なぜその仕事なのかです。
回答例(架空例)
高校卒業後は飲食店でアルバイトを続け、接客や会計、新人への業務説明などを経験しました。働く中で、より長期的に業務を覚え、責任のある仕事を任される働き方をしたいと考えるようになり、正社員を目指しています。御社の求人では未経験者向けの研修があり、これまでの接客経験も活かせると考え応募しました。
大切なのは「正社員ならどこでもいい」ではなく、アルバイト経験と応募先の仕事をつなげることです。
資格は求人を見てから考える
不安になると、先に資格を取ろうと考えがちです。ただ、求人によって資格は「必須」「歓迎」「入社後取得」で扱いが違います。興味のある求人を複数見て、同じ資格が何度も必須になっているなら取得を検討する、という順番でも遅くありません。
判断ポイント
「高卒でも受かりやすそう」だけで会社を選ばず、入社後に続けられる仕事内容か、生活に合う勤務条件かまで確認します。
一人で求人を絞れないときの探し方
求人サイトだけでなく、ハローワーク、わかものハローワーク、企業の採用ページ、対象条件に合う民間就職支援など複数の入口があります。厚生労働省は、正社員就職を目指すおおむね35歳未満向けに「わかものハローワーク」を案内しています。
まずは無料相談【UZUZ第二新卒】
よくある質問
高卒だと応募できる求人は少ないですか?
大卒以上が必須の求人には応募できませんが、高卒以上・学歴不問の正社員求人もあります。求人ごとに条件が違うため、職種名だけで決めず募集要項を確認します。
正社員経験がなくても職務経歴書は作れますか?
作れます。アルバイトで担当した業務、期間、任されたことを具体的に書きます。経験していないことを正社員経験のように見せるのは避けてください。
とりあえず資格を取った方がいいですか?
応募したい仕事で必要かを先に確認します。資格がなくても応募できる求人なら、求人比較や応募準備を止めてまで取得する必要があるかを考えます。
まとめ|高卒かどうかより「応募条件と仕事の中身」を見る
高卒フリーターから正社員を目指すときは、学歴だけで自分の可能性を決めず、実際の求人を見ます。同時に「学歴不問=条件なし」でもないため、仕事内容、経験・資格、雇用形態、給与、勤務時間、研修をセットで確認してください。
正社員になるまでの全体像から整理したい人は、フリーターから正社員になる7ステップも参考にしてください。


